新型コロナウィルスを学ぶ為に過去の伝染病を考える

ひとりごと

2020年5月3日放送のテレビ東京日曜ビックバラエティで池上彰さんによる生放送番組

人類VS新型コロナが放送されました。

内容は人類と感染症を題材とし、実に勉強になる放送だった。

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人類とウィルスの歴史

これまでの歴史の中で数多くの感染症などが発見されている。

その中でスペイン風邪、ペスト、天然痘について解説していた。

スペイン風邪

今から約100年前に5億人が感染。

1918年 第一次世界大戦の真っ最中、日本を含めた世界で大流行。

風邪と言われているのは当時ウィルスという概念がなかった為。

戦争で塹壕にこもっていた兵士達。密閉、密集、密接。

戦争での戦死者約1000万人

スペイン風邪4000万人以上

このスペイン風邪が戦争を終わらせたとも言われている

※第一次世界大戦ってヨーロッパでドンパチして争っているだけのイメージが強かったが、

死者の数が戦士よりも、風邪のせいで亡くなっているのが多いというのが、当時の医療の質を比喩的に物語っているのかもしれない。武器が原因の死亡と比べるのもおかしな話だけど。

フローレンス・ナイチンゲール

近代看護教育の母 ナイチンゲール

彼女が書いた「看護覚え書」 その中でまず換気についてかかれている。

とにかく清潔に。それにより死亡率が低下。

日本では相撲風邪と呼ばれた

1918年台湾巡業中3人の力士が帰国後に死亡。 その年の秋に感染者、約2400万 死亡者約38万人。

その時も波があった。

第一波2100万人  第二波240万人  第三波22万人

(致死率1.2) (致死率5.3)   (致死率1.7)

ウィルスが変異して強くなった可能性などある。

スペイン風邪によるデマなど広がる

当時の帝国議会(今の国会みたいなもの)でも

「酒を飲まない人がかかっている。酒を飲んでいる人はかかっていない。」

「だから酒を飲め。それが防ぐ術ではないだろうか」

スペイン風邪の収束は?

多くの人が感染し免疫ができて、自然と収束していった。

※ワクチン完成よりこっちの方が早そう。時代はつねに揺り動く。

黒死病(ペスト)

オーストリア、当時のウィーンの死者15万人と言われている。

病原体はペスト菌。 症状 リンパ節の腫れ 身体に黒い痣。

ヨーロッパの人口は当時一億人と推定されているが、その人口の1/3が死亡。

その原因はクマネズミの血を吸ったノミから人間に感染。

クマネズミはヨーロッパに本来いない為、別の原因がある。

ペストの感染源がシルクロードから東ローマから流れたと考えられた。

この過程を得て検疫などは 船の上で40日待たせる。(病原体を持ち込ませない為)

健康証明書みたいなものがなければその国に入れない。ビザのはじまりもここ。

ペスト菌の発見者 北里柴三郎

1984年香港でペストが流行

香港へ飛んで病原体を解明しようとする。そこでペスト菌を発見。

予防法がわかり、ワクチンもできる。

※新千円札に描かれている人物です。このコロナ騒動が落ち着いたら、千円をみる度に、思い出そう。

天然痘

人類が根絶した 天然痘ウィルス

推定2000万人のうち400万人死亡

当時、スペイン人がアメリカ大陸に攻めてくる。

天然痘に免疫のあるスペイン人、免疫がない南米の人々

そこから蔓延、南米が負ける結果に。

ブラジル以外がスペイン語の理由がここ。

日本で流行 奈良時代

天平の大疫病と言われた 100万人~150万人

奈良の大仏は743年に聖武天皇が天然痘終息、安泰を願い、これを作る命令をだす。

墾田永年私財法もこの時に。

それでは何故天然痘が、日本にきたのか。これには遣隋使、遣唐使などが深く関わっている。

これからの対策法

まずワクチンの開発。治療薬の一手。

レムデシビルも期待。ただ副作用の可能性もある。

まとめ

番組のテーマを「記録から考える新型コロナ」とするならば、学ぶべき事ってなんだろう。

過去に起った、失敗した事を現代で生かしているのは確かだが、100%拾えているかと言われるとそういう訳でもない。

むしろ、今の社会で何でできないの?って疑問ばっかりだよね。

そういう事を政治家達はもっと考えた方が良いと思う。 頭が良いじゃなくてキレる人であってほしい。

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